糖尿病内科で治療できるタイプ別糖尿病の特徴をご紹介
1型糖尿病の症状と原因
1型糖尿病を発症する原因は未だハッキリと解明されていませんが、考えられるのは何らかの原因によって膵臓がインスリンを生成できなくなったことです。
急激な体重減少や頻繁に疲れやすくなったり、頻尿気味になったり、普段よりも喉が渇きやすくなるといった症状が現れます。中には1型糖尿病にかかりやすい体質であることも原因として考えられます。
2型糖尿病の症状と原因
2型糖尿病を引き起こす原因は、肥満気味であったり著しい運動不足であったり、偏った食生活や乱れた生活習慣、家族に糖尿病の人がいるなど様々です。
慢性的な疲労感や皮膚の乾燥やチクチクとした痛み、感染症にかかりやすい、かすみ目、空腹感を感じやすい、喉が渇きやすいなどと様々な症状が現れますが、非常にゆっくり進行するので自覚症状がほとんどないのが特徴です。
2次性糖尿病の症状と原因
2次性糖尿病とは1型や2型とは違い、他の病気が原因で発症してしまう糖尿病のことです。何らかの基礎疾患を患っている時に糖尿病を併発する可能性があるため、基礎疾患の症状に加えて糖尿病の症状も発症するようになります。
この場合、基礎疾患の治療と共に糖尿病の治療を行いますが、基礎疾患が改善されれば糖尿病の症状も次第に収まるのが特徴です。
妊娠糖尿病の症状と原因
妊娠糖尿病とは妊娠中にインスリンの働きの低下が原因で発症する糖尿病の一つです。妊娠中にインスリンの分泌量が減るのは、妊娠中に分泌される複数のホルモンの働きが原因です。
こちらも自覚症状がほとんどなく、妊娠高血圧症候群や羊水量の異常、流産や早産といった症状が起こる他、赤ちゃんにも低血糖や多血症といった様々な症状を引き起こす場合もあります。