糖尿病内科でおこなう糖尿病の治療の種類にはどんなものがある?
栄養バランスを考慮した食事療法
糖尿病を発症する主な原因は食生活にあると言われています。特に肥満気味の人に多く見られる病気なので、食生活を正すために栄養バランスを考慮した食事療法から治療を行います。
糖尿病を発症する原因はインスリンが分泌されにくくなったり全くされなくなったりすることにあるため、食事療法によってブドウ糖を制限することで膵臓の負担を軽くしなければなりません。まずは血糖値をコントロールするところから始めないと、他の治療を行っても上手くいかないので、中が必要です。
習慣的な運動療法
糖尿病を発症する原因の一つが、著しい運動不足です。本来、体内に溜まるブドウ糖は運動によってエネルギーに変換される機能がありますが、慢性的な運動不足になるといつまで経っても体内のブドウ糖がエネルギーに変換されないので消費されにくくなる一方です。
これにより、膵臓に負担をかけ続けることになるので糖尿病を発症してしまうのです。食事療法と合わせて運動療法を取り入れることにより、ブドウ糖が消費されて血糖値を効率良く下げることができます。
内服薬や注射による薬物療法
本来であれば食事療法や運動療法によって少しずつ糖尿病の症状を緩和させ、次第に回復へと向かっていきますが、中にはなかなか症状が好転しないケースがあります。そのような場合には血糖値を下げる内服薬による薬物療法が行われます。
これは人によって処方される量が違うもので、自身に合うタイプや量を決めてから処方されるのがポイントです。ただ、薬物療法をもってしても確実に糖尿病が治療できるとは限らないので、その場合は別の方法で治療を行うことになるでしょう。